バランスボードがスケートボードの自宅でのオフトレに良い理由
「もっと上手く滑りたい!」「難しいトリックを成功させたい!」スケーターなら、みんなが思うことでしょう。
スケートボードの練習は、スケートパークや公園で、実際に滑ったり、トリックの練習をしたりが基本。
でも、周りのみんなに差をつけたいと思ったら、プラスアルファの練習が必要です!
そんな向上心のあるスケーターにオススメなのがバランスボード。
バランスボードは、今、スケートボードやサーフィンなど、バランス系スポーツのオフトレに人気急上昇のトレーニンググッズなのです。
■スケートボードの自宅でのオフトレにバランスボードが向いている3つの理由
それでは“バランスボードがスケートボードのオフトレに向いている理由”を紹介していきます!
◯隙間時間でトレーニングできる
スケートボードって、ストリートなど、どこでも楽しめるイメージがありますが、意外とできる場所が少ない。
練習で一般的な公園では、人が多いとぶつかってしまったりして危険ですし、騒音が迷惑になることもあります。
またスケートパークも、意外と近くにないことが多く、いつでも気軽にできる場所というわけではありません。
当然ですが、雨の日には練習できない場所が多いですよね。
それに、場所があったとしても、学校や仕事で忙しいスケーターの多くが、いつでも外でスケートボードの練習ができるわけではありません。
その点、バランスボードなら、家のリビングや車などに置いておけば、休憩時間や隙間時間に、サッと出していつでもスケートボードの練習ができます。
空いた時間に、いつでもどこでもスケートボードのトレーニングができるところが、今バランスボードが人気になっている理由の一つです。
◯バランス感覚が向上しトリックの成功率が上がる
スケートボードは高度なバランス感覚が求められるスポーツ。
初心者ならスケートボード上に立って、滑るだけでも難しいですし、上達して、ショービットやオーリーなどトリックをするにしても、バランス感覚は必須条件です。
また、スケートボードのトリック練習は、転倒による足首の捻挫や腰部の打撲など、怪我のリスクも高いもの。
より難易度の高いトリックに挑戦することは、怪我のリスクも当然上がるということになります。
なので怪我のリスクを減らす意味でも、バランス感覚の向上は重要になります。
そんなスケーターに重要な、バランス感覚を鍛えるのに最適なのが、バランスボード。
バランスボード上は、スケートボード以上に不安定なので、スケボー初心者なら、
「バランスボードに乗ってバランスをとる」
だけでも、かなりのバランス訓練になります。
さらに、トリックの成功率アップにも効果を発揮!
・しゃがんだ姿勢でバランスをとる→オーリーなどジャンプ系のトリックの準備態勢を安定
・バランスをとりながら前後に体重移動する→チックタックなどの体重移動の練習になる
など、様々な方法でバランス感覚を鍛えられるので、トリックの成功率アップ、怪我の防止にも貢献してくれます!
◯体幹、下半身が鍛えられ、より大きなアクションが可能に!
スケートボードは楽しく滑っているだけに見えて、
様々なアクションやトリックをするのに、かなりの筋力も必要です。
また、同じトリックでも、オーリー系などで、より高く大きなアクションしたいなら、特に体幹や下半身の強さは必須です。
バランスボードは、バランス感覚をだけでなく、体幹や下半身を鍛える効果もあるので、そのトレーニング方法を一部紹介します!
【体幹のトレーニング方法】
はじめに体幹のトレーニング方法を紹介します。
まずはプランク。
バランスボードを使ったプランクは体幹を鍛えるのに最適。
やり方は、
1.ボードに肘をつきプランクする
2.プランクしたまま、左右にずらしていく
3.左右にずらした状態で止める
さらに難易度を上げるなら、
4.プランクした状態で片足を上げる
5.バランスボードに腕をつき、腕立て伏せをする
などの方法があります。
ただプランクするだけでも、体幹にかなりの負荷がかかりますが、上記のように、左右にずらしたり、足をあげたりすることで、さらに負荷が大きくなります。
また、バランスボード上の不安定な場所で行うので、体幹の強化と同時に、バランス感覚も向上し、スケートボードのトレーニングに最適です。
【下半身のトレーニング方法】
続いて下半身のトレーニング方法を紹介します。
①膝を曲げてバランスを維持するトレーニング
1.ボードに乗り肩幅に足を開く
2.膝を曲げた状態でバランスをとる
3.さらに膝を深く曲げ、オーリーの準備体勢でバランスをとる
膝を深く曲げるほど、下半身への負荷が上がるので、できる場合は、なるべく深く膝を曲げてみましょう。
また、オーリー系のトリックでは、跳び上がる準備の練習にもなるので、トリックの安定感が増すオススメの練習方法です。
②バランスボード上でスクワット
さらに、膝を曲げ低い姿勢でバランスが取れるようになったら、ボード上でのスクワットが有効!
やり方は、
1.バランスボード上で肩幅に足を開き立つ
2.バランスをとりながらスクワット
3.はじめは浅く、慣れてきたら深くスクワットする
スクワットの回数は、自分の体力に合わせて行います。
バランスボード上でのスクワットは、かなりの下肢筋力とバランス感覚を要するので、少し上級者向けのトレーニングになります。
■スケートボードに必要なバランス能力を高められる
これまで説明してきたように、バランスボードは、スケートボードで必要なバランス能力を効率よく高めることができます。
それでは、バランスボードを使った、バランス感覚を鍛えるための具体的なやり方を紹介します。
◯初心者にオススメの基本のバランス訓練
1.肩幅に足を開きバランスボード上に立つ
2.足は伸ばしたままでまっすぐ立つ
3.できるだけ長い時間バランスをとりながら維持する
これは、ボード上で体のバランスを中心に保つ訓練になります。
スケートボードで安定して滑るには、まず、前後50:50で体重を維持する必要があります。
スケートボード初心者は、自分の体重を中心で安定させるのが難しいもの。
バランスボードは、スケートボード以上に不安定で、意外とはじめはこれだけでも難しいので、まずは体重を中心に安定させることがしっかりできるように練習しましょう。
◯ボード上での体重移動練習
スケートボードは、ただフラットを滑るだけでなく、パイプやウォールを滑ったり、オーリーなどのトリックを決めたりなど、様々なアクションをします。
そして、どのアクションでも、ボード上での体重移動が必要。
体重移動に慣れることは、様々なシークエンス、トリック上達に重要です!
体重移動の練習方法には、次の方法がオススメです。
1.ボード上でバランスをとる
2.左右交互に体重移動する
3.右に移動しそのまま止める
4.左に移動しそのまま止める
チックタックやオーリーなどのトリックは、ノーズやテールを上げてアクションするなど、ボードの中心以外で、いろんな体勢やボード位置でバランスをとる必要があり、その練習になります。
■まとめ
・バランスボードはリビングや庭など少しのスペースがあれば、いつでもスケートボードの練習ができる!
・バランス感覚が鍛えられ、トリックの成功率が上がり、怪我のリスクが減らせる!
・体幹や下半身が鍛えられ、さらに大きなアクションが可能になる!
バランスボードはスケートボードに動作も似ているので、スケートボードのオフトレにぴったり!
楽しみながらトレーニングでき、無理せず長く続けられるので、オススメですよ!